【R18】使い魔アルマジロの密かな嗜み
まずは、本来はこのような性癖はヌンにはないということを皆様にしっかりと説明させてください。本当に、本当に、ヌンにはこのような趣味はないのでございます。ですが、しかし、ヌンが敬愛する主人であられるドラルク様。そのドラルク様のここ最近のご様子に、ヌンは得も言えぬ欲を抱えたのでございます。
私の主ドラルク様は、それはそれは可愛らしい御方でございます。ヌンと出会った当初から、とてもお優しく、また一人で全て完結させるところのある御方でございました。そんな御方を求めて世界を半周した記憶もまだ残っておりますから、ヌンはドラルク様が愛おしくてたまらないのでございます。
そのドラルク様が、一目惚れをされたのが数年前。ある青年が今は失われたドラルク様の居城を訪れ、ドラルク様は運命的な出会いを果たしたのです。紆余曲折を経て、ドラルク様は一目惚れした青年の家へとヌンと共に転がり込んでおります。その青年の名はロナルド。新横浜の地で退治人をしている、白銀と青の瞳が眩しい青年です。「ロナルドくん」とドラルク様とヌンも呼ぶようになり、一緒に住むようになった今までの日々は、まるで晩冬の中でようやく春が目覚めたような、そんな嬉しい日々でございました。
ですが、小さすぎる春というものは一向に進む気配はございません。このまま、小さい春を過ごすご様子のドラルク様を見て、ヌンは悔しい思いをしたのです。ドラルク様は、小さな幸せを好まれる御方です。ご自分の幸せを蔑ろにされ、お相手の幸せを優先する姿は相変わらずでございました。ですがヌンは気付いてしまっておりました。ドラルク様の想い人であるロナルドくんも、同じくドラルク様を想っていることに。ですからヌンはロナルドくんに願ったのです。どうか、どうか、ヌンの最愛のご主人さまを、腕に抱いていただけませんでしょうか、と。
そして、ヌンの後押しもあり、ロナルドくんがとうとうドラルク様を押し倒されたのです。粗末なソファベッドではございましたが、今では何よりも豪奢なベッドに見えます。鍛え抜かれ、雄々しい体躯のロナルドくん。その下には、衣装を乱されたドラルク様が、頬だけでなく耳の先まで真っ赤にされて戸惑うように逃げ惑われておられましたから。
「あ……あの……ろな、る、ど、くん……だ、め……」
かき乱された衣装で、必死に胸元をお隠しになられるドラルク様の手が震えておられるのがヌンの目にもしっかり届いております。ヌンが知る限りでは、夜の営みにドラルク様は疎い方。ロナルドくんの手によって脱がされようとしていることに、ドラルク様はご納得していないご様子です。
「俺は、オマエに惚れて、る……オマエは……俺に……惚れて、くれて、ないのかよ?」
あぁ、そんな質問はいけません。ドラルク様は天邪鬼な方なので、きっと「惚れてない」とお答えになるはずです。ヌンはハラハラとしていましたが、ドラルク様は一向にヌンが予想した答えをおっしゃられません。それもそのはずで、ロナルドくんが大胆にもドラルク様の衣装を無言で毟り取っていたではありませんか!
ドラルク様は強引なことには弱いご様子。ロナルドくんに衣装を奪われ、細い肢体を晒しておられます。あぁ、どうして裸身にされているのか、理解が進まないのでございましょう。ですが、体をお隠しになられて怯えるご様子が全く以て可愛らしいとヌンは思ってしまったのです。
ドラルク様のお体は、ロナルドくんとは対照的にそれはそれは頼りなくも儚いものでありました。いつもヌンを抱えてくださる腕は、動くことが不思議となるほど細いものでございます。その腕がどうにか胸元を隠してはおりますが、浮き出た肋骨などは露わにございます。その凹凸を宥めるかのようにロナルドくんが触れ、ドラルク様は驚いてひくりと体を揺らされておいでです。
「……あ……んぁ……」
ドラルク様が身を竦めるのは、あからさまな反応を隠すためでございましょうか。夜の営みについては幼い御方です。全身をくまなく愛されることに戸惑っておられます。ですが、そんな初々しい反応は、雄を悦ばせるというものでございましょう。ロナルドくんとてぴかぴかの初心な雄ですが、この反応を見るに荒々しさを増していくというものです。現に、ロナルドくんはドラルク様の腕の弱さを知り、胸元を隠すことを阻んでおります。ロナルドくんの手はドラルク様の腕を退け、薄い胸元だけでなく上半身を晒す姿へと導いておりました。
まずは、ロナルドくんは興味津々といった様子で、ドラルク様の上半身を丹念に撫でていくようです。ドラルク様の薄く狭い胸元では、ロナルドくんの手がこれまた大きく見えます。それに、じっとりとドラルク様の胸を揉む仕草ときたら! いやらしさに、ヌンも興奮して鼻息を荒く立ててしまいそうでした。
ロナルドくんは長身と体躯に恵まれた方。ゆえにパーツ全てが大きく見えます。ドラルク様の頼りない胸元は、ロナルドくんの両手に見事に隠されておりました。その両手にじわりじわりと揉まれて、薄く紅を差しておられるのは圧巻というものでございましょう。
「……はぅ……あ……あん……」
ドラルク様の可愛らしいお声が、ヌンの耳に心地よく届きます。ロナルドくんの両手がドラルク様の胸を揉んでおられますが、その中でもドラルク様が悦ばれておられるのは乳首への刺激でございましょうか。ロナルドくんの指の隙間に柔らかな赤の宝珠がございまして、揉みしだく仕草に微かに刺激されているご様子です。その微かな刺激がドラルク様には強烈なのでしょう。軽やかに、感極まった声がヌンを楽しませてくださるのです。
あぁ、ドラルク様の乳首が、ロナルドくんの指の隙間に揉まれて、赤味を更に強くされておいでです。気持ちいいのでございましょうか。乳首は心なしかふっくらと膨らんでいるようでもあります。きっと、感じておられるのですね? だってヌンにはドラルク様のお姿が、まるでロナルドくんに全てを差し出すような姿に見えておりますから。
ですが、まだです。ロナルドくんはまだ初心な青年です。この世の快楽をほんの少し覗いただけでは、ドラルク様の可愛らしさを全て知ることは到底無理というものでしょう。そうです。微かな刺激だけではなく、もっと、もっと、強い刺激を与えていただかねば。ですので、ヌンはロナルドくんの指に期待をしておりました。
するとどうでしょう! ヌンの期待通りに、ロナルドくんの指が動き始めたではありませんか! 最初は恐る恐るでございましたが、それでも指先でドラルク様の乳首をフニフニとつつかれる様子は大変ヌンを満足させるものでございます。そして、好奇心旺盛な少年のごとく、ドラルク様の乳首をあれこれ触れる様子はヌンの心を揺さぶるものでした。
ドラルク様の乳首は、まだ柔らかいままでございます。ロナルドくんの男性的な太い指が、小さな小さな乳首を持ち上げるのです。くに、と、上を向く乳首の様子はあまりに愛らしく、そして美味な果実を思わせます。ロナルドくんの指がすりすりと先端を擦れば、ドラルク様の乳首はそれはもう艶やかさを増してまいりました。見る者全てに強く興奮を齎すお色です。
と、ロナルドくんが、ヌンと同じことを考えられたのでしょう。好奇心にキラキラした瞳で、ごくりと生唾を飲んだのです。そして、軽く唇を赤い舌で濡らしたかと思うと、大きく口を開け、舌を出してドラルク様の乳首に近付かれたのです!
あぁ、ドラルク様! ヌンの可愛らしいドラルク様! どうか、どうか、愛しい青年に喰われる悦びを、ヌンに見せてくださいませ!
「あぁぁぁッ!」
はむ、と、ロナルドくんの唇が、ドラルク様の乳首を食べてしまわれております。ツヤツヤの薄桃色をしたドラルク様の片側の乳首が、ロナルドくんの唇に隠されております。それだけですのに、ドラルク様は赤くした頬と潤んだ瞳で心地好く声を上げられておいででした。
「あッ……あんッ……ろな、る、ろ、くんッ……だめ……だ、めぇ……」
強い刺激なのでございましょう。ドラルク様が幼い仕草で、イヤだと首を横に振っておられます。ですが、今のロナルドくんに止まる様子はございません。それどころか、いやらしい音をさせて、ドラルク様の乳首を舐め始めたのです。
ぢゅる! ぢゅるる! じゅうッ! れりゅ!
れりゅ、れりゅ、と、自在に舌を動かされておられるのでしょう。ロナルドくんの口元より聞こえる音が、ヌンの耳にまで聞こえてくるのです。それにヌンにもしっかりロナルドくんの興奮が伝わってまいります。だって、ドラルク様は、ロナルドくんの愛撫に大層感じておいでですから!
「……んぁッ……あッ……あぁん……」
ドラルク様が、大きく体をうねらせておられます。というのも、ロナルドくんに乳首を喰まれ、舌で存分に愛撫されているのですから。きっとロナルドくんの唇の中で、濡れた乳首に舐め回されていることでしょう。
「ふ、あ……あッ……」
ドラルク様が一際甘く、啼かれました。ヌンが特に目にしたのは、やはりロナルドくんに喰まれたドラルク様の乳首です。一体どんな愛撫をされたのかと注目すれば、濡れたロナルドくんの舌が艶めかしく動き、ドラルク様の乳首をにゅるにゅると舐めていたではありませんか!
ドラルク様の乳首は、本当に小さなお姿です。ヌンの手の先でも余るほど、小柄な部位なのです。そんな小さな乳首が、ロナルドくんの舌によって上下左右に動き、カタチを変えております。それに、舌先に潰され肌の中に埋まります。もどかしいと全身を揺らすドラルク様のなんと可愛らしいことか! ドラルク様のこんなに美しいお姿を間近に拝見できて、ヌンは感無量でございます。
そうして、ドラルク様の乳首から、ちゅぽ、と、ロナルドくんが離れますと、蕩けたお顔をされたドラルク様がしどけなく横たわっておいででした。耳先まで真っ赤に染められて、水気を帯びた瞳はより溶けております。そして稚く見えるのは、物足りないと訴えられているのか、ご自分の指を甘く咥えられておられるからでございましょう。
「はんッ……はぅ……ろなる、ど、くん……」
ひくん、と、ドラルク様が腰を揺らして、ロナルドくんを誘っているかのようです。膝をすり合わせて太腿を閉じておられますが、ドラルク様の痩身は伊達ではございません。どんなに閉じようとも、肉付きのない太腿では必ず隙間というものが出来上がってしまいますから!
僭越ながらヌンは魅惑の三角地帯と呼ばせていただいているのですが、三角地帯は随分と大きなものなのです。ロナルドくんの大きな手すら入り込んでしまうほどの隙間ございますから、ドラルク様がどんなに抵抗なすっても秘密の場所というものは暴かれるものでございましょう。
するり、と、ロナルドくんの手が隙間を滑り上がり、ドラルク様の中心に触れたようです。そこには緩く勃起したドラルク様のおちんちんがございますが、もう少し奥にロナルドくんが目的とせねばならない場所があります。ヌンは、そこに触れるロナルドくんが見たいのです。ロナルドくんがどのような反応をするのか、見たくて堪らないのです。
ロナルドくんの手が太腿の付根へと到達し、更に奥へと進みます。あぁ、すぐに不思議な様相に気付かれましたね! そうです! そこなのです! ドラルク様は、他の吸血鬼とは一線を画す御方。どんな吸血鬼よりも神々しいお姿をされた御方なのです!
「ん……ひ、ぅ……だ、め……らめぇ……」
ロナルドくんの手が、怖さと好奇心とが入り乱れたかのように、動いております。きっと、二つの厚い肉に触れ、厚い肉が作る割れ目に触れているに違いないのです。どうか、どうか、割れ目の内側も確かめてほしいと、ヌンは今にも叫びだしそうでした。なぜならばそこには、ドラルク様が秘密としてきた、殿方を迎え入れる入り口があるのですから!
ヌンは使い魔として、ドラルク様のお側に侍ることを常に許された存在でございます。どんなときも、片時も離れずにお側に置いていただいております。特にヌンの至福のときはドラルク様との入浴なのですが、その時々でドラルク様の秘処をヌンは知ってしまったのです。
ドラルク様は元より痩身の美しい御方なのですが、ご入浴の際は一層無邪気となられます。もちろん、嗜みとしてお体を隠されての入浴は常ではございます。ですが、ヌンを殊の外信頼してくださっておりますため、時々ではありますが無防備なときがございました。そしてヌンは目撃してしまったのです。ドラルク様のその麗しい部分を。そしてヌンは期待に満ち溢れたのです。ドラルク様がいつか心から愛する伴侶を得て、伴侶の逞しさに貫かれることを!
今、ヌンが夢想し続けた時が訪れております。ロナルドくんはドラルク様がずっと心を寄せられておいでの青年。まだ若さ溢れる青年ではありますが、彼ほどドラルク様にお似合いの方もおられません。それに、ロナルドくんは体躯に恵まれてもおります。今もドラルク様の秘処を確かめ、体を更に大きく膨らませておいでです。
「んッ……んッ……んぅ……」
ロナルドは丹念にドラルク様の秘処をなぞられておられるのでしょうか? ドラルク様が恥ずかしげに喘いでおられます。それに、もじもじと腰を揺らすドラルク様のお姿のいやらしいこと! ヌンには逃げようとしているようでいて、ロナルドくんを誘っているかように見えました。
「ん……ひぅッ!」
ドラルク様が悲鳴を溢れたのは、ロナルドくんの指が秘処に潜り込んだからでございましょうか! ドラルク様の秘裂を探れば、きっとロナルドくんは知るはずです。そこに入り口が隠されており、そこは楚々とした生娘であることを。そして、その入り口を荒らす権利が、ロナルドくんにあることを!
「……すげ、ぇ……濡れて……ココ……オマエの……お、ま……んこ……だよな? オレの、ちんちん……ドラこうに、挿入れて……いい、よな?」
当然でございます! ドラルク様はずっとロナルドくんを想っておいででした。それにヌンが許します。ドラルク様の中に、ロナルドくんが突き進むことを!
ロナルドくんは荒々しくも性急に下着を脱ぎ去り、全裸となられました。見事な筋肉が興奮に熱を帯び、頑強な肉体を薄い赤に染めております。猛々しい呼吸は激しく、どうにか熱を吐き出そうとしておられるかのようです。けれど、雄の欲情の熱とようものは、射精というものでしか吐き出せないとヌンもよく知っております。
ロナルドくんはそれはもう勇むかのように、ドラルク様の細い足首を掴みます。鍛え上げた青年というものは強者でもありますから、ドラルク様の細い脚の抵抗などあってないようなものでしょう。これでもかと左右に脚を開かれたときは、ドラルク様の体の固さにヒヤヒヤいたしましたが、やはりドラルク様の扱いを心得られているようです。ドラルク様を砂にすることなく、まぐわうための体勢にした手腕は見事と言うべきでございましょう。
ドラルク様は雄を受け入れる姿勢となり、脚の付根を曝しておいでです。普段であれば隠している場所を、まぐわいのために曝していることがお恥ずかしいのでしょう。真っ赤にしたお顔を両手でお隠しになられておりますが、ヌンには見えております。指の隙間から、ロナルドくんのお姿を見ていることに。
そして、ロナルドくんが、ドラルク様の秘処に向けて突き出したものを、ヌンは驚愕とともに拝見いたしました。大きい! なんとも強大なペニスが、ロナルドくんの中心として聳えていたではありませんか!
ヌンはアルマジロですので、人間のペニスはそこまで詳しくはございません。ですが、ロナルドくんのペニスは大きいのだと、ヌンも理解してしまえるほどなのです。ロナルドくんのペニスはパンパンなほどに膨らみ、その太さは凄まじいものです。思うに、ドラルク様の腕以上の径があるのではないでしょうか? そして、長さもあまりあるもので、天を仰いでそそり勃つ先端は、筋肉に埋もれた臍すら超えそうでした。
こんなに、こんなに大きく太く長いペニスに、ドラルク様は貫かれるのです。まだ雄を知らぬドラルク様の内側が、初めて知るのがこの強大なロナルドくんのペニスなのです。ドラルク様がどのようにして受け入れ、悦ばれるのか、ヌンは興奮に鼻息を荒くするしかございません。
「んぁ……あ……」
ロナルドくんが、入り口を確かめるためにドラルク様の秘処を指で割り開きました。薄紅の色に染まった秘裂の内側は、しとどに濡れて艷やかに輝いております。その少し奥まった場所がドラルク様の生娘の場所ではございますが、やはり閉じておいでです。まだ雄を知らぬからこそ、怖さにじっと口を閉ざしておいでなのでしょう。
そんなドラルク様の秘処を暴こうと、ロナルドくんは自身のペニスを掴みました。腹筋に向かって反り返るほどのペニスですから、そのままでは挿入に不利と判断されたのでしょう。太ましく勃起したペニスの鋒を、ロナルドくんはドラルク様の秘処に向けます。そして、全身で突き出し、ドラルク様の薄紅の肉に突きつけられたのです!
「……あ……あ……」
くちゅ、と、肉と肉が触れ合う音を、ヌンも聞いてしまいました。ロナルドくんがわざとペニスの鋒を動かして、いやらしい音をさせています。するとドラルク様はお恥ずかしさに、お体を竦ませておられました。そんなにお体を硬くされては、ロナルドくんのペニスを受け入れることが叶わなくなってしまいます。ですが、ドラルク様の入り口は、どろりとした愛液に濡れておりますから、きっとあの太いペニスに抉じ開けられてしまうのでしょう。
意を決したロナルドくんが、とうとうペニスの鋒をドラルク様の肉に触れ合わせたまま、腰を進めてしまわれました。ぐぢゅ、と、何とも快い音がするので、ヌンはロナルドくんのペニスに注目したのです。あぁ、なんということでしょう! ロナルドくんのペニスの先端が、ドラルク様の体内に沈んでいるではありませんか!
「あ……ぐ……くぁ……」
ロナルドくんのペニスが僅かにドラルク様の体内に侵入し、ドラルク様が苦しげに悶えておられます。初めて雄を受け入れるのですから、圧迫感というものがあるのでしょう。特にロナルドくんのペニスは大きさを誇りますから、凄まじい苦しさなのかもしれません。ですが、ヌンはドラルク様の快楽を承知しておりますとも。ドラルク様が、砂になっておいででないのが良い証拠というものです。
にちゅ、にちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、と、音がするのは、ロナルドくんがペニスを押し入れるのに躍起になっていたからでございます。やはり、ドラルク様は生娘。雄が欲望に膨らませたペニスを受け入れるには、未熟な御方。けれど、どうか、ドラルク様にはロナルドくんを受け入れ、ロナルドくんを雄として認識していただきたいのです。
ドラルク様も呼吸の方法を思い出されたようで、次第とお体を緩ませておいでです。ゆっくりと突き進むロナルドくんのペニスの先端が、じわじわと深く飲み込まれておりました。そして、あとは、ロナルドくんが、ドラルク様に向けて大きく腰を突き進めました。
ずりゅ、りゅ、りゅ、りゅ!
今にも音が聞こえてきそうなほどに、ロナルドくんがドラルク様に沈んでゆきます。小さな体内の入り口、つまり膣口がじわりと口を開き、ロナルドくんのペニスを喰みました。少しでも緩んでしまえば、生娘であろうとした秘処は雄によって妖艶な生き物へと生まれ変わったようでした。
ドラルク様の膣口に、ずぶずぶと沈むロナルドくんのペニスは圧巻です。まろやかな先端が沈み、張り出すエラがさらに膣口を拡げ、太く逞しい陰茎が滑るように突き入ります。その光景を目の当たりにしたヌンは、震えずにはいられません。
あぁ、ロナルドくんとドラルク様が、繋がっておられます。ドラルク様が、ロナルドくんのペニスを受け入れ、飲み込んでおられます。なんと幸福! なんと眼福! お二人がまぐわいによって繋がっている様子を克明に拝見できるとは、使い魔冥利に尽きるというものでしょうか。
「あ! あ……あ……あ……」
ロナルドくんのペニスを受け入れたドラルク様が、甘やかに喘いでおられます。ロナルドくんのペニスがずぶずぶと沈むと、ドラルク様の声は感極まったように高いものとなるようです。きっと、内側をロナルドくんのペニスで、擦られているのですね? えぇ、えぇ、間違いありません! ロナルドくんのペニスはあんなに長くて太く、ドラルク様の内側は未だ狭いのですから!
やがてロナルドくんのペニスが、根元までドラルク様の内側に埋まっておりました。はち切れんばかりに張ったロナルドくんの陰嚢が、ドラルク様のあらぬところに触れて拍動しております。お二方の結合部分を隠してしまうほどではございますが、それだけロナルドくんがドラルク様への欲情の熱を溜めていたということでしょう。
さて、ロナルドくんが、埋めただけでは足らずにゆっくりとペニスを引き抜いていくようです。ドラルク様に突き立てたペニスのなんと逞しいこと! ずるり、と、引き抜かれる様に、ヌンは釘付けとなっておりました。ドラルク様も長身ではございますが、痩身ゆえにどこもかしこも小さな御方です。ロナルドくんのペニスを受け入れた入り口など、本当に、本当に、お小さいのです。その入り口が目一杯に開いて太く長いペニスを飲み込んでおりますから、ヌンの視覚にはいやらしい光景が繰り広げられているのでございます。
「んぁ……あ……あッ! あんッ!」
ずるずる、と、引き抜かれたロナルドくんのペニスは、先端をドラルク様の内側に残されておいででした。ドラルク様の中に残るのは、亀頭と呼ばれる独特なカタチをした部分です。伝え聞くところによると、他の雄が吐き出した精液を掻き出すに特化したカタチだとか。いえ! ドラルク様は先程まで正真正銘の処女であらせられましたから、ロナルドくん以外の子種が注がれているはずはございません! むしろこれから、ロナルドくんがドラルク様に種付けされるのですから、掻き出すだけでなくドラルク様を悦ばせるために特化したカタチと申し上げるべきでしょう。
亀頭を残して引き抜いたペニスを、ロナルドくんが再びドラルク様に沈めます。ロナルドくんの大きさとなるように、ドラルク様の内側が擦られながら拡がっていくのでございますね! きっと、あの張り出したエラで、内側の肉を擦られているのです。そうして、ドラルク様はロナルドくんの器になられるのでしょう。ロナルドくんを刀身としましたら、ドラルク様は鞘。なんといやらしくも美しい関係でございましょうか!
「あッ……あんッ……あ……あぁん……」
ロナルドくんのペニスが引き抜かれ、再び押し込められ、ドラルク様が愛らしく啼いておりました。それに、ロナルドくんのペニスが根元まで沈むと、一際高い甘い声で啼いておいでです。気持ちがいいようで、ドラルク様が一生懸命に下腹部を揺らしております。それに、ドラルク様のお顔ときたら! これまで以上に蕩けて、喜悦の表情が隠せずにおられました。
ずる、ずにゅ、ずる、ずにゅ。ゆっくり、ゆっくりと繰り返される、ロナルドくんの抽挿にドラルク様のお顔が一層妖艶なものとなっていきます。そして、特にペニスを根元まで埋められたときのお顔は、悦びに満ち溢れるものでございました。
「あ……あぁ……い、ぃ……」
根元まで押し込まれたロナルドくんのペニスは、ドラルク様の最奥に届いているのですね? そして、最奥にある器官を、直接ペニスで愛撫されているのですね? ヌンは、しっておりますとも! ドラルク様がロナルドくんのペニスに愛撫されている器官が何なのかを。それは、ドラルク様の内側にあります、〝子宮〟と呼ばれる器官でございますね!
「いぃ、の……きもち、い、い……」
なんということでしょう! 処女であったばかりですのに、ドラルク様はいやらしく内側で感じておられるではないですか! 受け入れたロナルドくんの大きさで感じるには、ドラルク様のご成長はまだ先だと思っておりました。だというのに! ヌンの予想を裏切って、ドラルク様が感じておいでなのです!
ロナルドくん、これはチャンスでございます! どうぞ、どうぞ、ドラルク様を犯してあげてくださいませ! 存分に! 雄の蹂躙をドラルク様に教えてくださいませ!
「……あ゛……ぐ……オレも……いい、ぜ……どら、こう……もっとッ……」
ずりゅん! どちゅんッ! 一息に引き抜いたペニスを、ロナルドくんが一息に沈めます。その勢いは強く激しく、ドラルク様を圧し潰してしまうかのような動きでした。ですが、ドラルク様は砂になられておりません。その理由は、簡単なものです。気持ちがいいのです。ロナルドくんに犯されることが、ドラルク様には快楽なのです。
「あッ……あッ……あッ……しゅ……ご、い……の……しゅ、ご……いッ……」
ばちゅ! ばちゅ! ばちゅ! 激しく肌を叩く音は、ロナルドくんがドラルク様の内側にペニスを突き込む音です。ドラルク様をソファベッドに押し付け、左右に開いたドラルク様の脚も押し付け、ロナルドくんが全身を振り下ろします。ぬぽ、ぬぽ、ぬぽ、ぬぽ、と、ロナルドくんのペニスがドラルク様の体内を往復し、肉杭が出し入れされる様子は見事としか言いようがありません!
素晴らしい! なんと素晴らしいお二人のまぐわいなのでしょう! ロナルドくんは猛り、ドラルク様が悦んでおいでです。ドラルク様の肌を御覧ください! 淡く薄紅を宿した肌のお色は、ヌンも初めて見ております。それに、ロナルドくんにはまぐわいの余裕ができたら、ドラルク様の肩先など先の部分に注目してほしいものです。艶やかな紅を差すお姿はあまりに麗しく、ヌンすらも興奮させるものでありますから!
「ぐ、ぉ……すげぇ……どらこうのナカ……きもち、いい……」
でしょうとも! でしょうとも! ドラルク様はロナルドくんのために、処女であられた御方。なにしろ、ロナルドくんに手折られ、開花するのを待たれていたのです。
「あ……あッ……い、ぃ……いい、の……い、ぃのぉ……」
ロナルドくんに突き上げられるドラルク様。結合されている場所から見れば、本当に小さな穴と小振りな尻を揺らして、ロナルドくんの太いペニスの蹂躙を受け止められております。そして、ロナルドくんに最奥をペニスで触れられる度、ドラルク様の爪先がふわり、ふわりと揺れております。これまた艶めかしく爪先は薄紅で、そして鮮やかに趾を開いておいでなのがたまりません。
ドラルク様はロナルドくんのペニスに犯されることに快楽を感じられ、そして夢中になられているのです。体内をロナルドくんに思う様に擦られ、突き入られ、子宮をも愛撫され、それら全てが悦びとなっておられるのです。
「や、べぇ……腰が……止まんねぇ……あ゛ッ! あ゛ぁ゛! キンタマ、熱ぃッ!」
ロナルドくんが上げる声は、雄の猛り狂った咆哮です。たん! たん! たん! たん! リズミカルかつ素早い律動で、ロナルドくんがドラルク様に飲み込まれていきます。そして、ロナルドくんのペニスは今まで以上に一層太く膨らんでおり、射精が近いことをヌンも気付いてしまいました。
「あ゛、ぐッ! 射精、する、ぞ……射精くッ! 射精るッ!」
あぁ、ロナルドくんの射精がドラルク様の内側で起こるのですね! ヌンはこのときを待っていたのです! ロナルドくん、ロナルドくん、どうかキミの持つ全ての子種をドラルク様に注いでください! ドラルク様に腟内射精の気持ちよさを、教えてください!
「あぁッ! ……ク、る……ワタシ、も……キちゃ、う……ろなるろ、くんッ……キてぇッ!」
ドラルク様の悲鳴に、ロナルドくんが一際大きく重圧をかけます。ぼちゅん! と、鮮烈なほどの強さでロナルドくんのペニスがドラルク様の体内へと沈んでいきました。それはそれは目の覚めるような一撃で、ドラルク様がロナルドくんのものとなった瞬間でもあるような気がします。
「お゛お゛ッ!」
ロナルドくんが吠えた瞬間、ぐん、と、ロナルドくんの張り詰めていた陰嚢が持ち上がります。それは押し出す役目の本能でありますので、ヌンは目を細めて見ておりました。
「あぁぁぁッ! あぁぁん!」
ロナルドくんの陰嚢が、ぎゅんぎゅんと上下に蠢くのは射精のため。それに合わせて、僅かに見えるロナルドくんのペニスも、びくん、びくん、と、揺れております。繰り返される射精の付随運動を見るに、それは夥しい量の射精が繰り返されているようでした。ですので、受け止めるドラルク様も、極上の声を上げて絶頂を迎えられておいででした。ロナルドくんが射精のためにペニスを拍動させ、ドラルク様も受け止めるために下腹部ごと揺れております。注がれ、飲み込まれている。お二方のご様子があまりに神々しく、ヌンは言葉もありません。
やがて、ロナルドくんは射精を終え、余韻の残るドラルク様の体内から去るようです。ずるり、と、引き抜かれたペニスは愛液と精液に濡れており、確かに射精したという様相でございました。が、ドラルク様はと申しますと、ロナルドくんを受け入れていた膣口が小さくではありますがぽかりと開いています。ロナルドくんのペニスがそれだけ大きく、閉じきれないのでありましょう。
ロナルドくんが好奇心いっぱいにドラルク様の入り口を弄っておいでなのは、注いだ精液が一向に垂れてこないからでしょうか? そうでしょうとも、あんなに奥に種付けをされたのです。きっと子宮の底とペニスの先端を重ね合わせて射精されたのです。であるならば、ロナルドくんが注いだ濃厚な精液は全てドラルク様のナカ。ドラルク様の〝子宮〟に全て飲み込まれていることでしょう。
しかし、ほんの少量だけ、ドラルク様の入り口より真っ白な精液が溢れてまいりました。あぁ、ヌンは失念しておりました。ドラルク様のお体は細く儚いのでございます。きっと子宮もお小さいのでしょう。ロナルドくんが満足するほど射精されたとしても、子宮が飲み込める限界があるのです。
こぽ、と、ドラルク様の入り口から溢れる精液の様子に、ロナルドくんが即座に復活を果たしております。ヌンも興奮に体が熱くなっておりますが、ロナルドくんの若さとは漲るものでございます。射精したばかりだというのに、ペニスが再び大きく太くなり、腹筋に向かって反り返っております。そうして、ドラルク様の腰を引き寄せたのなら、一気呵成に最奥へと突き入られました。
あとは言わずもがな。ロナルドくんはドラルク様に向けて腰を突き出し、退け、律動を繰り返します。そして、ロナルドくんの器となりましたドラルク様は、可愛らしくお声をあげて喘いでおいでになります。
お二方が満足ゆくまで、ヌンは見守ることにいたしましょう。それに、お二方の相性の良さを思うに、ヌンはすぐに見ることができると思うのです。ロナルドくんの血を継ぎ、ドラルク様の〝子宮〟に宿るお子様が。
ヌンは、ずっと、ずっと待っていたのでございます。ドラルク様が心より愛するロナルドくんと、そしてドラルク様のお腹に宿るロナルドくんとのお子様の誕生を。